自賠責保険料の値下げ、改定情報についてお届けします。
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自賠責保険料(自動車損害賠償責任保険)の契約者負担額が値下げされる見込みであることが2007年12月29日に判明しました。
自賠責保険料の値下げはなんと11年ぶりのことで値下げ金額は1割から2割程度になる模様です。
自賠責保険料の値下げはガソリン価格の高騰に苦しみ続けてきた一般ドライバーにとっては本当に明るいニュースとなりそうですね。
今回の自賠責保険料の値下げの主な要因は飲酒運転の取り締まり強化などにより交通死亡事故が減少し保険金支払いが減少したことによります。
自賠責保険料の値下げは2008年1月10日、18日にひらかれる自動車損害賠償責任保険審議会(金融庁長官の諮問機関)で審議されます。
自動車損害賠償責任保険審議会の了承を得た上で損害保険料率算出機構が金融庁に自賠責保険料の値下げの届け出をして
正式に決定することになります。
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自賠責保険料の改定は今まではほとんど値上げだけを意味しているような状態でした。
そのことは先にも述べたとおり、自賠責保険料の値下げが11年間もなされなかった事実一つをとっても
ご理解いただけるでしょう。
ところでみなさんは自賠責保険料の改定(=自賠責保険料の値上げ?)がこれまでどの程度の頻度で
どの程度の金額なされてきたかご存知ですか。
ここでは自賠責保険料の改定についてここ数年の経緯を振り返ってみたいと思います。
自賠責保険料(自家用乗用自動車で付保期間2年)改定の経緯
平成16年4月 27,630円 → 平成17年4月 29,780円 →
平成18年4月 30,680円 → 平成19年4月 30,830円
これを見ると自賠責保険料が不満が出ないように毎年、少しづつ値上げされてきたことがわかりますね。
自動車の自賠責保険料は今後、どのようになっていくのかについて予測してみたいと思います。
まず、直近平成20年4月1日からの自動車の自賠責保険料(自家用乗用自動車で付保期間2年)ですが
12月29日の発表によると平成19年4月1日改正時の金額30,830から1割〜2割程度の値下げになりそうですので
27,000円程度になるものと思われます。
(いずれにしても正確な金額については1月10日、18日の自動車損害賠償責任保険審議会の結論を待つ必要がありますが)
それ以降の自動車の自賠責保険料については過去の経緯を見る限り、やはり緩やかに上昇していくものと思われます。
これは自動車の自賠責保険料にかぎらず、バイク、原付の自賠責保険料などのついても共通していえることかと
思います。
万が一の時のことを考えると自動車の自賠責保険料は無駄なものではないことは充分わかりますが
それにしても経済負担があまり大きくならない改正を今後もお願いしたいものです。